妊娠に気付いたばかりの4、5週頃には、お腹の中の超音波写真に赤ちゃんを包む「胎嚢(たいのう)」という袋が見えます。中にいる赤ちゃんの姿は見えません。
しかしこの頃、まだしっぽが両生類に似たような赤ちゃんも、妊娠7週頃に頭と胴体の区別がはっきりとして姿に成長します。
原形ができてきますが、まだはっきりとした形にはなっていません。
妊娠4週を過ぎる頃には赤ちゃんの心臓も動き始め、6週ころになると、超音波でも胎児の心拍が確認できるようになります。
胎盤のもとになる絨毛も増殖し、へその緒も発達し始め、ママと赤ちゃんのつながりも強くなってきます。
妊娠期間の中でも、赤ちゃんが急激に成長するのがこの時期です。
内臓、四肢など、生きるために大切な器官の基礎が作られる時期です。
そのため、この時期に放射線、ウイルスなどが母体に入ると、赤ちゃんに奇形や機能障害などを起こす可能性も出てきます。
しかし必ず起こるわけではありません。
エックス線は、妊娠4週より赤ちゃんへの影響はそう心配ありません。
エックス線の量、部位によってはさほど問題はありません。
妊娠すると、あれこれと心配してしまうものですが、1人で悩まず主治医に相談しましょう。